江副浩 氏 『再構築できる人。というか、再構築してほしいですよね』
※本インタビューは、2010 年5 月上旬に行われたものです。
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- 私も、ISRATECHの活動をやっていて、強く実感するのが、私たちの世代は、情報を受ける事に慣れすぎてしまっている。
たとえば、Web の情報は、元々誰かが意図をして発信している訳で...。先ほどの同じ話ではないですけど、
「どういう意図で情報を出したのか?」
「もっと、深い情報はないのか?」
とか、受けた人の目的意識というか、経験値の差で得られる情報が変わってきてしまっている。
デジタルデバイドではなく、得られる情報には限りがあり、その情報をどう活用できるのか、というのは、個々の経験値、に依存してきてしまっている。
- 江 副
- TVを見ていてTVの言った事をそのまま信じていく人、みたいな。
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- そうですね、それがWebに置き換わっただけ...。
- 江 副
- TVの功罪ってあるじゃないですか。
「TVで、ある人が悪い。」
って言われると、そのイメージがついて回ってしまい...。
実は、その人は全くの無実であっても、サラッと報道されて終わりで。だから、最近はなるべく敢えてTVを見ないようにしています。
怖いな と思って、一方通行の情報を流され続けて、見てなくても、つけていると、聞かされますからね...。だから、今若い人たちって TV 見ない人たちが増えてきていますよね?
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- そうですね。
私も、見ませんが、それはそれで、世代の拒絶かもしれないですけど、いい傾向かと。
- 江 副
- それは、私もいいな、と。
自分たちは、まだ TV 世代で、洗脳されやすい世代なのかもしれないですけど、裏を読めないのは世代に関係なくいるかもしれませんね...。
一方通行の情報だけで、他人が発信した情報でコピペして、自分の知ったかぶりで使うだけの人は、多いですよね。
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- ただ、人の意見でも自分の知識や視点を入れて、あたかも自分が、オリジナルで考えたかのように、アレンジしてしまいますよね。
- 江 副
- 再構築できる人。というか、再構築してほしいですよね。
印象に残っているエピソードが一つありまして、私も多くの日本人と同じで、
「イスラエルって戦争ばっかりしている。」
「いつも誤爆して何て連中だ...。」
としか、思っていませんでした。報道で、
「先にイスラエルが攻撃した。」
と報道され、本当に正しいどうかは、非常に怪しいことが分かりました。
現地の人から聞いたことで、ある国から弾道ミサイルが、イスラエルへ向けて発射されると、成層圏へ一度上がるので、着弾まで時間がかかります。
一方、イスラエルは、軍事衛星で、ミサイルの発射が確認できたら、地面を這う巡航ミサイルの様なもので報復します。
だから、発射は相手が速くても、着弾はイスラエル側が速くなる...。そういうケースがある。「どっちが先に攻撃したの?」
というのは、傍から見えるのは、着弾時間になってしまう。
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- なるほど。それは、私もなかった知識ですね。
- 江 副
- イスラエルは、それに対して、わざわざ反論をしない。
普通、政府見解として、
「相手が先に攻撃したから、イスラエル側も打ちました。」
と言えばいいものを、
「先にある国が攻撃されました。」
と報道されるのも、何の反論もせず。サラッと流していますね。わかる人はわかるでしょ、というスタンス。
「日本人は、そういう事知らないですよね?」
日本は、最初に攻撃受けた方が、被害者だと思ってしまいますからね。 現地に行って、知っちゃたんですよね...。
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- 長くなりましたが、本日はありがとうございました。
- 江 副
- いえいえ、こちらこそありがとうございました。
2010.8.6 update
